Battery劣化診断
電気自動車(EV)の廃バッテリーの二次利用は未だ普及に及んでいません。
MIRAI-LABOはこのEVの廃バッテリーの劣化診断を行い、ユニット化することで様々な製品へ再製品化(リパーパス)します。
劣化診断
現状はEVの廃バッテリーのリサイクル技術が発展途上であるため、一部の希少金属のみが取り出されて大部分が廃棄されています。
MIRAI-LABOは劣化診断技術を用いて、廃バッテリーの劣化度を診断し、当社の制御技術(MBMS)により、最適な用途へと再製品化します。
本来廃棄、もしくは海外に流出することの多いEVの廃バッテリーを資源として循環し、様々な製品やサービスとして普及するアイデアや仕組みが「MIRAI-LABOサーキュラーエコノミーdesign」です。
EVリパーパスバッテリーとは
劣化したEVバッテリーを再製品化した蓄電池
高性能で耐久性に優れているものの、劣化により走行距離が短くなると取り外され破棄されるEVバッテリー。
MIRAI-LABOは、独自のバッテリー制御技術MBMSによりモビリティとは別の用途でEVバッテリーを再製品化(リパーパス)することで、GXに貢献します。
カーボンニュートラル実現に貢献する技術
EVで採用されているバッテリーは非常に高性能なリチウムイオン電池で、鉛電池に比べて環境負荷が低いと言われています。
このEVの廃バッテリーをMIRAI-LABOの技術で再製品化(リパーパス)することで、「生産時に発生するCO2の排出量削減」や、「レアメタルの保存」など、カーボンニュートラルの実現に貢献します。
中古のEVを解体
バッテリーパックをモジュール化
劣化診断
再製品化
CO2削減に貢献
新品のリチウムイオン電池ではなくEVの廃バッテリーを再利用することにより、レアメタルなどの希少資源の保護に寄与し、バッテリー製造時のCO2排出量の約60%を削減することができます。
EVリパーパスバッテリーの活用例
MBMSとは
マルチプルバッテリーマネジメントシステム
MBMS(Multiple Battery Management System)とは、電位差のある複数のバッテリー群を一つのシステム内で無瞬断切替しながら制御する技術のことです。
これにより、劣化度(電位差)が異なるバッテリーが入り混じった状態でも蓄電池の構成が可能で、資源として使えるバッテリーの幅が非常に広くなります。
この技術を使用することでEVバッテリーの廃棄にかかるコストの削減、環境汚染の抑止、再エネルギーの普及など様々な効果が期待できます。
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